宇佐駅まで開通した時の駅館川の鉄橋を行く機関車の英姿。

豊州線は、明治４５年５月、日出生鉄道として発足し、大正１１年には二日市駅まで駅路が伸びた。写真は、終点の二日市駅の写真。積んでいる荷物は、日出生台演習場へ向かう野砲。

昭和３０年頃の風景。昭和４０年８月に撤去され、今はもうない。

昭和３５年の柳ヶ浦駅構内。右方の引込線は戦後拡大され、跨線橋も出来た。中央にある丸いふち状のものが、機関車の向きを変える転車場。その後ろが給水塔。後方の建物が機関庫。

宇佐参宮鉄道は、昭和４０年８月２０日、最終列車到着を最後に、半世紀にわたる華麗寂寥を織りなす緞帳を静かに下ろした。写真は、その夜八幡駅で挨拶する鉄軌道部長と後方で堤燈を持つ河野喜太郎宇佐町々長。