大演習 宇佐神宮における賜饌場 大正 9年

天子に賜る食事を賜饌(しせん)といった。このときは、皇太子主催の食事会といったところで、貴紳4000人が召され、その会場は、宇佐神宮境内一部から、当時の競馬場まで8000坪に及んだという。ただし、紅白だけの帳幕、白布の天幕、テーブルかけなど質素に抑えられていた。