企画展「えんぴつ書きの遺書ー海軍大尉藤井眞治 最期の願いー」
宇佐市民図書館本館2階 渡綱記念ギャラリーで、
企画展「えんぴつ書きの遺書ー海軍大尉藤井眞治 最期の願いー」を
開催しています。ぜひご覧ください。
開催期間
令和7年3月7日(金曜日)~5月11日(日曜日)10:00~18:00(日曜は17:00まで)
※図書館休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌火曜・水曜日休館)、毎月最終木曜日
場所
宇佐市民図書館本館 2階 渡綱記念ギャラリー
※入場料は無料です。(申込不要)
展示概要
昭和14(1939)年10月1日、「宇佐海軍航空隊(宇佐空)」が開隊しました。
太平洋戦争開戦後、戦局が悪化していくなか、宇佐空も実戦部隊となり、昭和20(1945)年3月からは神風特別攻撃隊「八幡護皇隊」が編成され、9隊102機193名が出撃し8隊81機154名が特攻戦死しています。
このたび、宇佐海軍航空隊で特攻隊隊長として最初に指名された藤井眞治大尉のご遺族から、遺書6点を含む遺品や資料105点を寄贈いただきました。
藤井大尉は、昭和20年4月6日に鹿児島県串良基地から特攻出撃し、27歳で戦死。また、教官として指導にあたったこともあり、宇佐海軍航空隊とのゆかりが深く、その人柄は隊員に深く慕われていました。
今回の企画展では、寄贈いただいた資料や写真から、藤井大尉の経歴や海軍航空隊での様子、戦争の最前線で家族を思う心情などを紹介します。
主な展示資料
- 出撃の朝に書いた遺書(宇佐市教育委員会蔵)
- 宇佐から家族に宛てた手紙 (宇佐市教育委員会蔵)
- 辞世の歌 (宇佐市教育委員会蔵)
- 藤井眞治大尉 肖像写真 (宇佐市教育委員会蔵)
※ハワイ真珠湾攻撃の様子を描いたポストカードと宇佐空飛行隊長の高橋赫一少佐が投下した第一弾付近の倉庫のボルトを公開します。
ギャラリートークを行います
藤井大尉が特攻出撃し亡くなった日に、学芸員によるギャラリートークを行います。
日 時:4月6日(日曜日)
【1回目】10:30~11:00 【2回目】13:30~14:00
(定員 各50名)
場 所:宇佐市民図書館 2階 渡綱ギャラリー
講 師:本市学芸員(安田晃子)
※申込は必要ありません。
※各回先着50名様にはオリジナルミニカレンダーをプレゼントいたします。
展示内容に関するお問い合わせ先
宇佐市教育委員会
社会教育課 平和ミュージアム建設準備室
電話番号:0978-27-8200