(マンガ)『民権運動のパイオニア 大井憲太郎』を出版しました
宇佐市では、ゆかりの先人や歴史を子どもたちにわかりやすく伝えるため宇佐学マンガシリーズを出版しています。このたび、その第7弾として『民権運動のパイオニア 大井憲太郎』を出版しました。
大井 憲太郎(おおい けんたろう)1843年~1922年
大井憲太郎(本名:高並彦六)は天保14年(1843年)、宇佐郡高並村(現在の宇佐市院内町高並)生まれ。
憲法や選挙のない明治維新直後の明治時代に 近代国会制度を整えるため、大きな貢献をした自由民権運動家の一人であった。
一部の権力者だけによる専制政治が当たり前とされていた時代に、いち早く「国民による政治」の必要性を説いた。
言論活動にあたり憲太郎が使ったペンネームの一つが「馬城山人」であった。
その由来は、ふるさと宇佐を象徴する御許山の別名「馬城峰(まきのみね)」。
ペンネームには憲太郎のふるさとへの思いが込められていた。
出版記念講演会
数多くのテレビ番組などで活躍中の歴史作家・河合敦(かわい あつし)さんを講師にお迎えし、自由民権運動や大井憲太郎について詳しく楽しく紐解いていきます。郷土の偉人についての講演会に、ぜひご参加ください。
(開催日時)
平成31年2月11日(月曜日・祝日) 13時30分開演(13時15分開場)
(開催場所)
宇佐市民図書館 視聴覚ホール
(内容)
第1部 基調講演「自由民権の闘志・大井憲太郎」
講師:河合 敦(かわい あつし)
1965年、東京都出身
青山学院大学文学部史学科卒業
早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学
現在、多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。高校教師27年の経験を生かし、歴史研究家、歴史作家として講演、執筆、テレビをはじめとするさまざまなメディアで日本史の解説を行っている。
テレビ「世界一受けたい授業」などにも出演。
「読めばすっきり!よくわかる日本史」(角川SSC新書)など著書多数。昨年は自身初の歴史小説「窮鼠の一矢」(新泉社)を上梓。
第17回郷土史研究賞優秀賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞受賞、2018年雑学文庫大賞(啓文堂主催)。
第2部 フォーラム「大井憲太郎とふるさと」
漫画編集委員の香下英一さん・古椎正彦さん・岩本紘一さんをお迎えし、第1部講師の河合敦さんに宇佐市長も加わり、大井憲太郎の偉業について意見交換を行います。
(入場料) 無料
※事前申込は必要ありませんが、定員100名を超える場合は入場制限をさせていただきます。
ご購入の方法
宇佐学マンガシリーズ(7) 「民権運動のパイオニア 大井憲太郎」 平成30年12月31日発行
マンガ:松本康史
編集:大分県宇佐市
発行所:梓書院
定価:800円(税込)
*宇佐市民図書館本館で販売しています。遠方の方は、最寄りの書店で注文可能です。またインターネットでの通販サイト等でも購入できます。