入浜塩田 塩田浜子の作業 昭和初期

煎熬(ぜんごう)という、塩分の多い鹹水を蒸発機に入れ、一層煮詰めて食塩の結晶を得る作業の様子。夏の暑い日に塩田に海水を撒いたり、釜たきの仕事はつらい労働だった。この仕事に従事する人たちを「浜子」といった。